“やまなみロス”になる保護者たち

保護者の平均年齢は、一般的な保育園と同じ30代半ば~40代前半といったところで、多くが仕事を持っていた。つまり20歳前後で初産をして4人、5人と子どもを作っているわけではなく、20代後半~30代前半に結婚してからそれだけの数の子どもを産み育てているのだ。35歳以上が高齢出産であるのを踏まえれば、決して簡単なことではない。

道枝は、保護者が子だくさんになる理由についてこう話していた。

「昔からうちの園の親御さんは『また作っちゃいました』って嬉しそうに言いながら、予定以上に子どもを産んでいましたねぇ。“できちゃった”じゃなく、“作っちゃった”なんです。いつの間にかどんどん増えていくんですよ。