「正義」「絶対善」など最初から存在しない

SNSの発信者は、自分の意見に皆が賛成してくれないとムッとします。でも賛成してもらえないなんて、しようがないことなのです。「相手が決めることだから」と割り切るほかありません。

和田秀樹『感情にふりまわされない心の整理術』(プレジデント社)
和田秀樹『感情にふりまわされない心の整理術』(プレジデント社)

一般に、SNSで強く意見を主張する人は、白黒をはっきりさせたがる傾向にあります。

でも世の中には白と黒だけがあるのではありません。その中間のグレーゾーンというものが存在します。白に近いグレーもあれば、黒に近いグレーもある。そういう曖昧なものがあることを認めましょう。

言いたいことを言って相手が受け入れてくれないからといって、こちらが悪いとは限りません。反対に、言いたいことを言ったら反発されて大炎上したからといって、こちらが間違っているというわけでもありません。

「正義」や「絶対善」など、最初から存在しないと思うことが大切です。

SNSと距離を持つことの大切さ

私は「SNSで発信するな」とはいいません。発信すること自体はいいのです。とはいえ、あなたの課題と相手の課題を分離するように心がけましょう。

「レスポンスが悪くてもいい」と鷹揚おうように受け止められる、あるいは私のようにレスポンスをすべて無視する。

これこそが、SNS社会で感情にふりまわされない方法なのです。

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