自転車運転者講習を受けることも

さらに一定の交通違反(16種類)を繰り返したときは、「青切符」の手続きとは別に、自転車運転者講習の受講が義務付けられます。これは自転車の運転者に対して安全運転の大切さを自覚してもらい、再発防止策として導入された制度です。

具体的には、14歳以上の運転者が一定の交通違反で3年間に2回以上検挙されたり、または交通事故を起こしたりした場合、都道府県公安委員会が行う「自転車運転者講習」を受講します。講習時間は3時間で、受講料が必要です。もしも3カ月以内に受講しない場合は、5万円以下の罰金が科せられます。

現時点では、まだ具体的な講習場所や内容は決まっていませんが、近く公表される予定です。受講しないと罰せられるので、必ず受講するようにしましょう。

【図表2】危険行為(16類型)
警視庁「自転車運転者講習制度」より

新しいルールをしっかりチェック

自転車による事故件数は年間6万7000件ほどあり、死亡・重大事故も少なくありません。交通事故の発生件数を見てみると自動車の事故は横ばいなのに対して、自転車の事故は増加傾向なのです。

さらに自転車の死亡・重傷事故を見てみると、自転車側に約4分の3もの法令違反があります。このようなことから警視庁は、自転車にも自動車の運転者と同様に交通反則通告制度を設けることとし、「青切符」の導入に踏み切ったのです。

自転車は、幼児から高齢者まで幅広い層が利用する便利な乗り物。しかも、運転免許証は必要ありません。でも、自動車などと同じように「車両」であり、万が一事故を起こした際には大変なことになります。ですから、安全のためには交通ルールを学び、しっかり守らなければなりません。

これまで「なんとなく」で自転車を運転してきた人は、警視庁の「自転車の新しい制度」のサイトを見て、ルールを確認しておきましょう。

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