茶の湯を禁じた信長と、庶民に解禁した秀吉

かつて織田信長は、家臣に対して勝手に茶会を催すことを厳しく禁じた。大きな手柄のあった者にのみ名物の茶道具を与え、これを以て茶会の開催を許したのだ。

家臣たちは手も無く信長の術中に嵌った。

武士とは本来、領地を欲しがるものだ。鎌倉幕府が」「御恩」と「奉公」で成り立っていたように、「御恩=領地」がいただけるからこそ、御家人は命を賭して「奉公」するのだ。たとえ戦で死んでも、領地は嫡子に相続される。だから、武士は命を張って戦った。