最長1年も休める「サバティカル休暇」

ヨーロッパでは、年次有給休暇以外にも、いくつか特徴的な休暇の制度があります。その1つが「サバティカル休暇」です。ワーク・ライフ・バランスの向上や人材の流出防止、優秀な人材の確保のため、フランスやスウェーデン、フィンランドなどで導入されています。

フランスのサバティカル休暇は、主に同一企業に6年以上勤務をした労働者を対象に、6〜11カ月の休暇が取得できる制度です。休暇の目的としては、リフレッシュや自己啓発、ボランティア活動といったように原則として制限はありませんが、休暇期間は無給になるのが一般的です。スウェーデンやフィンランドでは、最長約1年間にわたって休暇を取得でき、期間中は一定の手当が支給されるケースもあります。

ちなみに、サバティカル休暇は、ヨーロッパの固有の制度ではなく、アメリカの大学や研究機関では伝統的に採用されていたり、近年では、日本でも一部の大企業でも導入されていたりします。