ドキュメントバラエティの申し子

たとえば、『ウンナンのホントコ!』(TBSテレビ系、1998年放送開始)では、「未来日記」が社会現象を巻き起こした。

初対面の一般男女1組が出演する恋愛リアリティ企画。2人は番組が用意した「未来日記」という名の台本に絶対に従わなければならない。しかも最後は必ず別れる結末になっている。そこに生まれる恋心の芽生えた男女の葛藤や切なさが視聴者を惹きつけ、映画版までつくられた。

以上のどの番組、企画にも笑いの要素はある。だが、過激な笑いやどぎつい笑いはない。部活動のかたちで頑張るにせよ、若い頃の恋愛にせよ、世代を問わず多くの視聴者が思い当たり、共感する部分がある。それをリアリティたっぷりに見せてくれたのである。