「6年間続けたこと」はアピール材料になる

しかし、それ以上に大きな問題は2つ目にあります。それは、親は「大学入学の可能性を広げるために辞めさせる」と考えているけれど、令和の受験においては、それがむしろ「大学入学の可能性を狭めてしまう可能性が高い」ということです。

令和の時代には、一般入試だけでなく、総合型選抜入試での大学受験も割合が非常に増えています。文部科学省が発表しているデータによれば、大学全体の選抜方法として一般入試は47.1%、総合型選抜と学校推薦型選抜の合計は52.9%となっており、過半数を超えています。ペーパーテストで受験をする人の割合は、むしろ少数派となっているのが実情です。この割合はどんどん広がっていますから、26年度入試や27年度入試ではますますこの傾向が強くなっていくでしょう。

(文部科学省「大学入学者選抜の実態の把握及び分析等に関する調査研究 調査報告書」)