就活サポートこそ父親の出番

最近の就活はわかりにくい。何百という企業に書類を送り、何百という企業から不採用通知を受け取るとはいうが、その連絡はほとんどがメールである。ネクタイを締めて出かけることもなく、パソコンの前に座ったままエントリーシートを送り、合間にオンラインゲームをやったりしていると、親の目には遊んでいるのと変わらないように見える。

しかし就職が厳しいのは、紛れもない事実で、大卒者の就職率は6割強に過ぎず、就職の失敗が原因の自殺は年にかなりの数にのぼると聞く。こうした厳しさがわかっているだけに諦めが先に立ち、就活に身が入らない学生も多いのではないだろうか。