国内再成長を担う新型車が出揃う

このほかの新導入モデルとしては、これまで海外向けだったSUV「パトロール」の日本仕様、EVの先駆者としての新型「リーフ」、日本市場の約4割を占める軽自動車では新型「ルークス」など、国内販売に直結するモデルが並ぶ。

さらに、V型6気筒ツインターボエンジンを搭載する「スカイライン400R」と「フェアレディZ」を目立つ位置に展示。エスピノーサ社長は「日産のヘリテージであり、顧客のロイヤルティを重視するために不可欠」と語り、国内外のモータースポーツ活動を含め、スポーティモデルの重要性を強調した。

10月31日〜11月9日(一般公開)の日程で開催された「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」のラウンドミーティングで展示された日産の「スカイライン400R」
筆者撮影
10月31日〜11月9日(一般公開)の日程で開催された「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」のラウンドミーティングで展示された日産の「スカイライン400R」

今年の4月の世界フォーミュラE選手権・東京大会で、筆者が日産のピットエリアでエスピノーサ社長に声をかけたときは、追浜工場稼働停止に関する報道が出たばかりだった。EV市場の拡大が期待される一方、コストのかかるモータースポーツ予算に対する賛否が世間で議論されていた。