7月21日の参院選後、各メディアでネット上の選挙運動に関する検証が行われているが、「出口調査では、ネット情報を参考にしたと答えた人は11%。20歳代でも24%」(8月4日付読売新聞)、あるいは全体の投票率も前回より低下し、若者の投票行動にも大した影響を与えなかった、とする意見が大勢だ。

しかし、大きく変わった点もある。候補者の人間性や素顔、性格がより透けて見えるようになったことだ。

端的にわかるのが、落選後の候補者の態度である。手掛かりは、選挙後も433人全候補者のSNSデータを収集し、ランキング化するスマホアプリだ。ここでの総合1位が田宮嘉一氏(新党大地・比例)。「落選で生活面で厳しい状況が続くが、被災地支援、農業の復興活動を続ける」「参院選の総括をブログにあげた」等のメッセージを発信、街頭に立つ田宮氏に「継続は力」「ゼロスタート、応援している」と書き込みが続く。

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