出久根 達郎(でくね・たつろう)

出久根 達郎
1944年、茨城県生まれ。高度成長期に上京し、古書業界に入る。73年、独立して杉並区高円寺に古書店・芳雅堂を開業。そのかたわら質の高いエッセイや小説を次々発表し、講談社エッセイ賞や直木賞を受賞。最近の著書に『夢は書物にあり』『春本を愉しむ』『御留山騒乱』などがある。