2025年4月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト5をお送りします。家計・節約部門の第2位は――。
▼第1位 50代の4分の1は貯蓄ゼロ…荻原博子が「年収700万円が低所得になる日は近い」と言い切るこれだけの理由
▼第2位 そりゃお金貯まるわ…「裕福なのに3週間ヨーグルトだけですごす」ドイツ人の尋常ではない節約術
▼第3位 刺身よりもサクよりも断然お得でおいしい…元水産庁職員直伝「通な人がマグロを買うときにするリクエスト」
▼第4位 トヨタ・豊田章男氏の役員報酬は16億円、では日産ホンダは…平均年収が高い「自動車業界」ランキング2024
▼第5位 これをやらない手はない…橘玲が伝授「サラリーマン」が税金と社会保険料を減らし手取りを勝ち取る最強手段
※本稿はサンドラ・ヘフェリン『ドイツ人は飾らず・悩まず・さらりと老いる』(講談社)の一部を再編集したものです。
ドイツのおばあちゃんの元気の源は「ケチケチ活動」
「僕が10歳ぐらいの頃、おばあちゃんは夜になると毎日のように、卓上カレンダーに何かを書き込んでいてね。ある時ふと見たら、そこには『今日もお金を使わなかった』と書かれていたんだ。それでよく見ると、何日か連続で『今日もお金を使わなかった』と書いてある! それにしても、あの時のおばあちゃんは本当に満足そうな顔をしていたなあ」
あるドイツ人男性は笑いながら、「祖母の節約」について話してくれました。なんだかほのぼのしてしまう話ですが、ドイツ人の節約はとにかく筋金入りなのです。
家は裕福でお祭りなのに…、オクトーバーフェストでも節約
ミュンヘンに住む60代のエフィ(Evi)さんから、「高齢のいとこの節約」について聞きました。
「予め言っておくと、いとこはお金には全く困っていないの。ドイツのなかでも裕福と言われているミュンヘンでも、かなり裕福なほうだと思うわ。高級住宅地に大きな持ち家もある。ところがいとこは昔からそれは徹底した節約ぶりなの。常識を逸脱した節約をするものだから、彼女と親戚付き合いをするのは本当に大変なのよ!」
86歳になるこのいとことエフィさんは、毎年秋に地元ミュンヘンのオクトーバーフェスト(Oktoberfest)に一緒に行くことが慣例となっているのだとか。
1810年から続くオクトーバーフェストは世界最大のお祭りで、戦争やパンデミックの時期を除けば毎年開催されてきました。ミュンヘンでは9月中旬から10月上旬にかけて約2週間、ドイツのビール会社各社が出店し、ビアツェルト(Bierzelt)〔註:テント式ビアホール〕のなかでお酒や食事が楽しめます。会場には観覧車やジェットコースターなどもあります。
「毎年、いとこからお誘いの電話があってね。それはとても嬉しいのだけれど……」
いとこはかつて大手ビール会社に勤めていました。だから引退した今もオクトーバーフェストで使えるクーポン券が送られてきます。
「いとこが調べた結果、一番多くの割引があるのは『火曜日の15時まで』らしくて、そのタイミングで行くことにこだわるの。私は毎年休みを取って彼女に付き合っているのよ!」

