祖母の死

「え! 進学した? どこの学校だ?」

高校生になった胡麻さんは、入学式の朝、突然父親にこう言われて面食らった。父親は、娘がいつもと違う制服を着ていたことに気づいたのだ。

「母も祖母も、私が進学したことを父に伝えていないことも驚きましたが、父自身、自分の娘である私のことを知ろうともしていなかったことを知り、唖然としました」