思考の道筋をたどる良い方法は

プログラムを書くのがそこまで速くない新人でも、それぞれ別の国に住んでいても、技術を共有しながら学び合い、みんなで協力して研究開発をすれば、一人でやるよりもはるかに大きな力となる。特に印象深かったのは、ソフトウェア設計者の章亦春ジャン・イーチュンだ。

写真=iStock.com/Tippapatt
※写真はイメージです

これまでパール6の開発に携わったことがなかった彼は、オードリーがネット上に発表した文章をすべて手書きで書き写した。つまり、思考の道筋を最初からたどったということだ。

「あれはとても効果的な方法でした。その後、彼は世界的なソフトウェア設計者になりました」とオードリーは語る。

関連記事
「とりあえず手を動かす」人ほど仕事がデキない…イーロン・マスクが仕事前に「カレンダー」に記入している内容
就職難で「自衛隊に入ろう」と考えていた…稲盛和夫が44年間で悟った「成功するために必要なたった一つのこと」
社会人の「今から勉強してIT人材に転身し年収増」は可能なのか…大学教授が勧める"最初のプログラミング言語"
NECや日立はかつて「エヌビディア的存在」だった…世界一を誇った日本の半導体産業を潰した"犯人"
「しっかりノートをとり、メモを習慣化」はほぼ無意味…仕事のデキる人がやる「世間の常識」を覆す仕事術