店の名物を頭に叩き込む

こちらが飲み会をセッティングする立場であれば、そのお店の料理やお酒のうんちくを語れれば、相手に喜んでもらえます。

同じことは、飲み会に招かれた場合にも言えます。お店の看板メニューやこだわりを把握し、食べ物の感想を伝えることで、相手に喜んでもらえます。

戸賀敬城『ビジネス会食の技術』(三笠書房)

私は飲み会に招いていただいたときには、必ずグルメ担当や編集者に情報を聞いたり、「食べログ」などで飲食店情報をチェックしたりしてから本番に臨みます。どんなお店にも、みんなが注文するような名物があるので、その詳細を頭に叩き込んでおくのです。

軟骨入りミートボールが名物であれば、実際にそのメニューが出てきたときに「ミートボールおいしいですね! もしかして軟骨入ってますか?」とコメントする。

お店を選んだ側からすれば、具体的に食べ物を評価してもらえればうれしいですよね。ネットをチェックするのは3分もかからないので、即実践しましょう。

関連記事
【第1回】「100枚の名刺」より「1回の飲み会」を…1年364日会食する編集者が飲み会で本当に目指していること
ユニクロ・柳井正氏はやっている…ユーモアでも声量でもない「聞き手の心をグッとつかむ話し方のコツ」
「お前は1年間死んでいたのか」と元秘書を叱った…伝説の経営者・稲盛和夫が絶対に許さなかった"部下の行動"
「こちらの書類にサインを…」支払い延滞の常習犯だった取引先の態度がみるみる変わった敏腕営業マンの秘策
「お世話になっています」よりずっと効果的…「センスのいい人」が書いているメールの挨拶文