防犯カメラは「ダミー」でも効果あり
2. 防犯カメラ(ダミーでも可)を設置する
「防犯カメラを設置するだけで『防犯対策をしっかりしている家だ』と感じさせて侵入者を牽制でき、下見の段階で候補から外れる可能性が高くなります。また、カメラ付きインターホンと同様、防犯カメラで撮影した映像は犯行の証拠になるため、事件が発生したとしても早期解決につなげられる効果もあります。
映像を記録する機能がないダミーの防犯カメラでも、見た目が本物のカメラとそっくりで、配線やLEDランプが付いている機器であれば、泥棒や強盗などの犯罪者に対して牽制する効果が期待できます。
ただし、ただ闇雲にダミーカメラを導入するだけでは牽制効果が薄いので気を付けてください。最近では、屋外にも屋内にも利用可能な小型ドームや主に屋外で利用するバレット型などさまざまな形や大きさの商品が販売されているので、すぐに偽物だと見破られないよう、設置する場所に適したダミーカメラを選ぶようにしましょう。
ダミーカメラでもLEDライトが点滅するものや配線が付いているものは実際に稼働している印象を与えやすくなります。さらに防犯ポスターや注意書きなどと一緒に設置するとダミーカメラでも防犯意識の高さを示すことができます。併せてセンサーライトなどを設置するのも効果的です」
狙われやすい窓の守りを強くする
3. 窓に補助錠を設置する
「補助錠とは、防犯性を高める目的で取り付ける2つ目の錠前のことです。窓についている主錠は窓ガラスを割ってしまえば窓を開けることが可能です。そのため、主錠だけの窓は侵入しやすく時間もかかりません。
補助錠を取り付けることで窓をスライドさせないと開けられなくなり、窓ガラスを割られて主錠が開けられても侵入に時間がかかります。防犯性を高めたいなら、補助錠の取り付けを検討してみてください」
4. 窓ガラス用の防犯シート
「窓に貼るフィルムで、以下に2つの特徴によって防犯性能を向上させる効果があります。
・大きな音が出るほどの威力で強打しないと破れない
また、防犯シートを窓に貼っておくことでガラスの飛散を防げるため、破片を踏んで怪我をするリスクも防ぐことが可能です」