手口の多様化と「闇バイト」の登場で被害額が急増中。クレジットカードの不正利用に遭わないための対策と、遭ってしまったときの解決策をITジャーナリストの三上洋氏が解説する。
なぜ不正利用の手口が大胆化しているのか
クレジットカードの不正利用による被害が、近年拡大しています。もともと、インターネットの普及とともに増加した不正利用は、対策が進んだことで2000年代半ばから減少し、一時は被害額が年間80億円を割っていました。ところが10年代後半から再び被害が増え始め、23年の被害額は約540億円で史上最悪となりました。
コロナ禍でECサイトの利用が増えたことなど、背景にはさまざまな要因がありますが、見逃せないのは「闇バイト」の存在でしょう。
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