「負け組」ゆえに犯行は凶悪化する
裏社会の人間は、時代遅れな強盗などの強行犯を行う彼らを「犯罪社会の負け組」と呼ぶ。
大きな組織に属したりその庇護を受けることもできず、またITの知識もないのでハイリスク・ローリターンの犯罪に従事せざるを得ない。頼みは「匿名流動型犯罪グループ」の名が示すように匿名性だけ。そのか細い綱を頼りに、形だけのリスクヘッジをしながら金を稼ぐのだ。
だが、彼らはその無能さゆえに凶悪化する可能性があるから非常に厄介なのだ。
最低限の防犯対策(窓に防犯フィルムを貼る、寝室に鍵を付ける、ダミーでいいので防犯カメラを設置、センサーライトを設置するなど)は必須だろう。
万一、夜間に異常を感じたら、異音の元を確認することはせずに、部屋を施錠した上で、躊躇わず#9110に電話することだ。侵入者の足を止めて時間を稼ぎ、躊躇なく迅速に行動することが、あなたの生命を守る。
なにより、たとえ知名度のある会社の業者やセールスマンであったとしても、見知らぬ第三者を家に入れないように徹底していただきたい。