楽天カードとOliveフレキシブルペイ、どっちが得?

気になるのは、自分が楽天カードとOliveフレキシブルペイのどちらが向いているのか、でしょう。先に結論から伝えると、次の通りです。

楽天カードがおすすめの人
・生活圏のサービスを楽天経済圏にまとめている(まとめたい)人
・楽天市場や楽天証券を利用している人
・さまざまな国際ブランドから選びたい人

Oliveフレキシブルペイがおすすめの人
・三井住友銀行の口座を持っている人
・お金の流れをまとめて日々把握しておきたい人
・対象のコンビニや飲食店を利用する機会が多い人

楽天カードではいくらお得になる?

楽天カードの場合、買い物によるポイントの還元率は基本的にどのカードでも同じです。

一方、楽天カードを利用して楽天証券でクレカ積立を行う場合、カードの種類によってポイントの還元率が変わります。新NISAなどで人気のインデックス投資信託に投資する場合、還元率は0.5%〜2%。上位のカードほどポイント還元率も高くなりますが、年会費も高くなります。

年120万円(月10万円)投資した場合、年間ポイント数から年会費(税込み)を引いた差し引き額(=お得になる金額)は、楽天ゴールドカードがもっとも多くなります。ちなみに、投資額が年88万円未満の場合は楽天カードが多くなります。したがって、投資額が88万円以上にできるなら楽天ゴールドカード、それ未満であれば楽天カードがベターです。

総務省「家計調査報告」(2023年)によると、二人以上の世帯の消費支出は1世帯当たり1カ月平均29万3998円です。もしも生活の支出すべてを楽天経済圏に絞った場合、毎月いくら還元が受けられるかを概算してみました。

※総務省「家計調査報告」、各種サービスWebサイトより 作成=Money&You