“共感要求系”妻ことば3:「私が間違ってるの?」
【妻ことば】
「私が間違ってるの?」
「今日こんなことがあった(言われた)んだけど、どう思う?」
(超訳)
私が間違ってるのかな? どう思う? あなたには、絶対共感してほしいんだけど。「君は間違っていない」と言ってほしいし、味方でいてほしい。いきなり否定されたら悲しいな。
●夫が言いがちな返答
「気にすることないよ」
「〜すればよかったのに」
「どっちもどっちじゃない」
気持ちに共感してもらえそうな、安心できる人に発する言葉。たとえ「妻に非がある」と思っても、直球で否定するのはお勧めしません。
まずは状況を把握し、妻自身がかかえた感情に対して「それは大変だったね」と共感を示すことが、穏やかな夫婦関係を維持するためには何よりも大切です。
もし助言したいことがあっても、途中で口を挟まないようにしてください。共感しながら一通り話を聴いてあげるだけで、妻の心は満たされますから。アドバイスを求められたら「自分だったら、こんなふうにしてみるかも」「こうしてみるのはどうかな?」という強制しない言い方をしてあげると冷静に聞く耳を持ってくれるでしょう。
夫婦関係を長期的に保つためには、“正論”を突き付けたり白黒ハッキリさせたりすることが必ずしも正しいとはかぎりません。「正論」=「夫婦の幸せ」ではないのです。まずは、アドバイスよりも「共感」。聴くことに徹し、感情を吐き出させてあげましょう。
えー! それは大変だったね。そんな(酷い)ことを言われたの⁉
(妻の名前)は間違ってないよ。よく我慢したね。(ヨシヨシ)