「コンビニスイーツ」と「外食」で100万円のつもり貯金

そして、それをしっかり記録しておくことで、つもり貯金の効果が、ハッキリと目に見える形となるわけです。

ハッキリと目に見えれば、モチベーションも高まり、自ずと続けることができます。

そして、続けることで、その効果(節約金額の累計額)はますます大きくなり、その金額を見て、さらに続けることができるわけです。

私の場合、1カ月で2万円程度、1年間で20万円以上の節約金額となります。

それをもう5年程度は続けているので、この「コンビニスイーツ」「外食」のつもり貯金だけで、累計100万円程度。

ちなみにその金額は、暗号資産やFXなど、ハイリスクな投資に回しています。もともとはなかったお金なので、思い切った使い方ができるのです。

なお、この「記録する」ことこそ、「続ける」ことの秘策であることは、つもり貯金に限ったものではありません。

何事も続けることが大切ですが、ダイエットにせよ、トレーニングにせよ、続かないものですよね。

そんな「続かない」で悩んでいる人には、「記録すること」を強くお勧めします。

つもり貯金のおかげで体重がマイナス5kg

さて、私は長年、この「つもり貯金」を実践していて慣れていることもあり、最近では、プラスアルファの要素として、「健康増進」も意識しています。

具体的には、できるだけ「電車に乗ったつもり」「車に乗ったつもり」を心がけ、極力、電車や車を使わずに、歩きや自転車で移動するようにしています。

これは交通費を浮かせるよくある節約法ですが、立派な「つもり貯金」でもあるのです。

そして、電車や車のかわりに、歩いたり自転車に乗ったりするわけですから、(体を動かすこととなり)自ずと健康増進にもつながるわけです。

私はこの「電車(車)に乗ったつもり貯金」を意識するようになり、体重は5kg減りました。

また、あと少し食べられるかな……というようなときは、「食べたつもり」を心がけ、極力、食べる量を減らすようにしています。たとえば回転寿司では、「あと2皿、マグロとサーモンを食べたつもり」などとグッと我慢して、腹7~8分目を意識しています。

腹一杯食べるより、食べる量はちょっと少な目に抑えた方が、健康には良いとされています。

このあたりは諸説あるかもしれませんが、少なくとも私は、この「食べたつもり貯金」で食べる量を減らすようにしてからは、明らかに体調は良くなっています。

ちなみにお酒をよく飲む人なら、「飲んだつもり貯金」は、健康増進に直結することでしょう。

もちろん、そんな健康増進効果も、続けることによって得られるということは、言うまでもありません。