一条ゆかり

1949年、岡山県玉野市生まれ。集英社の第1回「りぼん」新人漫画賞準入選・受賞作「雪のセレナーデ」で68年雑誌デビュー。売り上げ累計2500万部を突破した『有閑倶楽部』をはじめ、『デザイナー』『砂の城』『正しい恋愛のススメ』など代表作多数。現在、雑誌「コーラス」(集英社)で連載中の最新作「プライド」で、2007年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。同作は映画化されて今年公開された。サウスポーの一条さんの銘は「左手に仕事、右手に愛」。両方得てこその人生と笑う。


 

高校生でデビューして以来、40年がたちました。マンガはずっと自分が好きなものを描いています。漫画家になったのは人を喜ばせようと思ったわけでなく、自分が好きなものを描きたいから。一番になりたいとか、人気者になりたいとも考えませんでしたね。むしろ私が好きなものはたぶん人気が出ないだろうと。あまりにも少女マンガっぽくないし、好みが偏って歪んでいましたから(笑)。