「部署で飲みに行く費用」も賄える

会社では、重要な仕事が始まるときや、終わったときに、部署で飲みに行ったりすると思います。

そういった場合も「会議費」で処理できるでしょう。

お酒の量は限られていますが、ホテルのレストランなどで、軽く1杯、1次会の費用くらいは賄えるはずです。

外に出ず、社内で「会議」を開き、食事は出前などを取るのであれば、3000円でも十分に豪勢な会ができるでしょう。

「ランチ会議」で節税できる

この「会議費」を使うと、飲み代以外の費用、例えば豪勢なランチを会社の経費にする、ということもできます。

昼食時に会議を行い、昼食代は会社から出せばいいのです。この場合、全額を会社の経費として計上できます。

会社の会議室で仕出しをとってもいいし、ホテルやレストランで会議を行ってもいいでしょう。

ただし、あくまで会議が前提ですので、毎日続くのは不自然です。週に1、2回くらいなら問題ないでしょう。

もちろん、毎日会議でランチを取る合理的な理由があれば、認められます。

欧米の経営者の中には、毎日、ランチをとりながら会議をする、という人もいます。そういう場合は、もちろん会議費として計上できます。

昼食だけでなく、朝食(もちろん夕食も)も可能です。

朝食をとりながら会合をするという議員さんもいますし、決して不自然なものではありません。

場所は定食屋などでなく、会議のできる場所、ホテルやレストラン、料亭などである必要があります。

写真=iStock.com/vadimguzhva
「ランチ会議」で節税できる(※写真はイメージです)