会社の経理部員や人事部員たちは、何を考え、どこを見ているのか。お金の問題を甘く見ていると、「想定外」の落とし穴に落ちることもある。「プレジデント」(2018年3月19日号)では、11のテーマについて識者にポイントを聞いた。第6回は「接待で使えるお金」について――。
「差し入れ」なら、数千円以内で収まる
近年、接待が減ったのには、いくつか理由がある。大きいのは働き方改革の影響。接待が残業か否かを問う若い世代の意識の変化、また、夜の急な接待は、共働きや子育て、親の介護などを抱える人たちにも負担だ。健康志向の経営者が増えたうえ、そもそも接待とは無縁できた世代も管理職に上がってきている。
とはいえ、夜の接待がまったくなくなったわけではない。接待を重視する経営者は今も多い。ただし、経営者は社員が使う接待費の「使い方」を気にする。結果が伴わなければ、単なる無駄な出費にほかならない。
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