上がった費用を取り返す簡単にできる節約あれこれ
●電気代・ガス代
電気代は、電力会社を変えるだけで減らせる場合があります。おすすめは、電気とガスを同じ会社から購入する「セット割」を活用することです。
たとえば東京ガス「基本プラン・ずっとも電気3」の場合、戸建て3人世帯で年1万200円の電気・ガス代の節約につながります(新規申込時の電気代基本料金3カ月無料を含む)。また、関西電力「なっとくパック」でも同様で、電気・ガスの同時契約で年1万500円の節約につながります。
電気代は契約アンペアを下げることで基本料金を下げることが可能。東京電力の場合、契約アンペアが50Aだと月1430円ですが、40Aにすると月1144円ですので、毎月286円・年3432円の節約が可能。さらに、30Aにすれば月858円となるので、50Aのときよりも毎月572円・年6864円の節約ができます。ただし、アンペアを下げすぎると今度はブレーカーが落ちやすくなるので、普段の電力利用状況を基に判断しましょう。
また、次のようなちょっとした努力でも節約ができます。
・使っていない電化製品のプラグを抜く:年6156円
・電気ポットで保温しない:年2900円
・電球をLEDランプに取り替える:年2430円
・お湯で食器を洗うときは低温で:年1580円
以上参考:資源エネルギー庁「家庭の省エネ徹底ガイド春夏秋冬」
●水道代
水道代の節約にはシャワーヘッドを「節水シャワーヘッド」に取り替えたり、蛇口に「節水コマ」を取り付けたりするのがおすすめ。どちらも、取り付けて使用するだけで自然と節水が可能。水道代の単価にもよりますが、年5000〜1万円程度の節約ができます。
また、意外と優秀なのが食器洗い乾燥機。食器洗いの手間を減らすと同時に、手洗いの場合より年約8870円節約できます。
洗濯物はまとめ洗いすることで年約3980円、シャワーの時間を1日1分短縮する(流しっぱなしにしない)ことで年約3300円の節約につながります。
以上参考: 資源エネルギー庁「家庭の省エネ徹底ガイド春夏秋冬」