小室圭さんがもし弁護士資格を取得できなくても、秋篠宮家が支援するはずだ。ニューヨークで身辺警備を頼むとしたら、一部の報道では年間8億円もかかるといわれているが、それは日本政府が税金でまかなうのではないか。

推測にしか過ぎないが、もしそうしたおカネが使われていたとしたら、国民の税金からではないかという不満や批判が、この結婚にはまとわりついている。

おカネに関していえば、書籍『秋篠宮』の中でも、大嘗祭が宮廷費(平成の代替わりに行われた際は約22億5000万円だったといわれる)が使われることに言及し、内廷費から出すべきだと秋篠宮はいっている。

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説明どころか「何もしないほうがいい」と決めていた

たしかに、秋篠宮が皇位継承順位1位の皇嗣となったことを国の内外に示した「立皇嗣の礼」に要した公費は1700万円で、当初は4000万円を見込んでいた3分の1ほどだったと報じられている。新型コロナ感染拡大の影響で飲食を伴う祝宴が中止となり、経費が大幅に抑制されたからだった。

しかし、秋篠宮の家を改築するために33億円もかかったことはどう言い訳するのだろうか。言行不一致ではないかという批判がある。

小室圭側の金銭トラブルに対して、本の中で秋篠宮は、「こうなったら小室家側がきちんと説明しなくてはいけない。週刊誌で書かれている金銭トラブルは全て、小室家の話だ。秋篠宮家は、まったく関係ない。だから、きちんと国民に対して説明するように本人に話してある……。彼はこのように語った」

と書かれている。

だが、小室圭にはまったく伝わっていなかったと週刊文春(5月26日号)が報じている。なぜなら、28ページもの大部の文書を公表した際、小室圭は金銭トラブルに関して、こういう方針を出していたではないか。

「自分たちの認識をみだりに公にするのはなるべく控えるべきだと考えました」

国民に説明するどころか、「何もしないほうがいい」と決めていたのだ。

秋篠宮は、国民に疑念を持たれているなら、それを晴らすのが内親王の結婚相手として当然の責務だと考えていたのだろう。両者の間には大きな溝ができていたのではないかと指摘する。

それだけではない。秋篠宮に大きな影響を与えた出来事があったと秋篠宮関係者がいっている。