顧客目線に欠けた設計士、現場監督

どこの会社でも職種間での溝があると思いますが、住宅業界もそれは同じです。

藤吉郎『注文住宅は担当者が9割』(文芸社)

営業が必死に夜遅くまで頑張って契約を取ってきても、設計士は良い間取りを考えることに非協力的であったり、受注に興味がない様子を隠さない方もいたり、現場監督は職人さんの事情を優先してしまい、お客さま目線がなかったり等、いろいろ納得いかないことがありました。

もちろん、それは一部の人たちですので、全体の話ではありませんし、職種が違えば価値観や視点が異なるので、衝突するのは当然のことだと思います。

私が特に納得いかなかったのは「お客さま目線」がない設計士や現場監督です。「誰からお金をもらっているのか?」それを認識していない一部の人に腹を立てたことが何度かあります。

誰のために? 何のために? これがお客さまのためであることが明確であれば、意見が衝突しても人間関係は悪くなりません。

住宅会社を選ぶときのポイント

住宅会社を選ぶ際のポイントとしては「スタッフの仲が良いこと」です。お互いの職種を尊重しながら意見交換ができる職場は少ないですが、少なからずあります。

スタッフ全員がお客さまを満足させることに喜びを感じている会社であれば、良いお家を建ててくれます。

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