ハイパーインフレから資産を守るには

預金して何もしないよりは断然いい。いままで日本はデフレだったから預金するのは妥当な選択といえた。けれども、今後はインフレを常に意識しなければならなくなる。

エミン・ユルマズ『エブリシング・バブルの崩壊』(集英社)

半導体関連株も悪くはないのだが、これもサイクル的な要因から、いまはとても割高となっている。調整局面が訪れると大きく値下がりすると思われることから、いまは手出ししないほうが得策だ。

ハイパーインフレの可能性を感じるとき、われわれ庶民は何を持って対抗すればいいのだろうか。一つは、インフレに非常に強い資産である株である。指数で持ってもいいし、個別株で持ってもいいだろう。基本的に株はインフレヘッジにもなる。その銘柄(会社)が活動している限り、株は生き続けるからだ。

株の次にはゴールドではないか。ただし、ゴールドの場合は儲けもしないし、損もしないという性格を備えているのを自覚しなければならない。

関連記事
「取りやすいところから徹底的に取る」政府がたばこの次に増税を狙っている"ある嗜好品"
「年275万円の不労所得が手に入る」投資歴18年のサラリーマン投資家が死ぬまで持ちたい日本株17選
日本のビッグマックはタイより安い…日本が急激に貧しくなったのは「アベノミクス」の責任である
「49%の日本人が機械にとって代わられる」10年後に自動化される職業、生き残る職業10選
1億円以上貯めた「地味な会社員」に直撃して気づいた彼らが共通して"やらないこと"3つ