「過去の話をするのはやめましょう」というキラーフレーズ

会議とかで上司や取引先を論破できず、悔しい思いをすることもあるでしょう。

たとえば相手が「だからあのとき失敗したんだ」と、本題から外れて過去の話で攻撃してきたとします。

そんなときは議論に入る前に「過去の話をするのはやめましょう」と先手を打っておきます。過去はすでに確定した事実で、それをここで蒸し返しても時間のムダだからです。

異常に細かい上司がいて、作業に1つでも漏れがあると「なんで? どうして?」とダメ出ししてきたとします。

そんなときは「おっしゃる論点はわかりました。でも、これ以上話を続けても時間のムダだと思います」と伝えます。

すると相手は「なめてかかるとやりかえされる」と警戒し、理不尽なことはいわなくなります。

万人に好かれることも、嫌われることもない

人間に期待していないならば、攻撃されても「そうですか、はいはい」と気にせずにいられます。

ひろゆき『頭の悪い人でもゼロからわかる! 頭がよくなる方法見るだけノート』(宝島社)

みんながみんな、好きになってくれるわけではありませんし、「嫌われたとしても当たり前だよね」という考えをしたほうが得です。

人にはいい部分もあるし、能力的に優れている部分もあるけれど、「人間として完璧である」ということは成立しないと思いましょう。

万人に好かれることがないように、万人に嫌われようとしても、なかなか全員に嫌われることもありません。普通に暮らしていけば、それなりに人との接点や仲間は必ずできます。

「特定の人に好かれたい」と期待するから、好かれなかったときにショックを受けるわけです。そんなときは、次から次へと「好かれたい相手」を変えていけばいいのです。

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