日本は“ネオ鎖国”状態から脱却できるか

パンデミックが始まって2年以上が経過し、世界の状況は激変している。

“鎖国”状態の日本もやっと海外から日本に入国する際の各種手続きがデジタル化する「VISIT JAPAN WEBサービス」を昨年12月に開始した。

以前は海外で発行された陰性証明書等が到着時に拒否されたりすることが大問題になっていたが、それが事前にオンライン登録できること、また数種類のアプリをダウンロードしなければならなかった煩雑な手続きが一元化され、多少は簡素化するようだ。

しかし操作説明書にアクセスすると50ページ以上あり複雑で、EUのグリーンパスのように容易に利用できるとは言い難い。

日本も早く国内外に向けて社会活動を活性化できるような簡素化、効率化したシステム構築と安心安全な感染対策をして、ポストCOVID社会に切り替わっていくことが肝要だと思う。

関連記事
「緊急時の対応策はコロナが終息してから」岸田政権のあきれた責任回避術
「日本はコロナでいつまで失敗を繰り返すのか」現役医師がそう溜め息をつくワケ
コロナ患者を拒否しつつ「病床が足りない」と叫ぶ日本医師会は、だれのための組織なのか
「ワイン離れが止まらない」フランス人がワインの代わりに飲み始めたもの
「NATOに行くのは許さない」プーチン政権が異常なまでにウクライナに執着する悲しい理由