あわせて年額4575万円になり、原資は税金である。
カネの問題はともかく、将来的には、天皇皇后の娘である愛子さんが女性天皇になる道を、この結婚問題が閉ざしてしまうことになるとしたら、由々しき事態というしかない。
状況が悪化する中、フォーダム大学を卒業
もはや一結婚問題ではなく、大きな広がりを見せている深刻な事態に対して、四面楚歌ともいえる眞子さんと小室圭は、どう立ち向かえばいいのだろう。
この原稿を書いている時点で、小室圭がニューヨークのフォーダム大学を卒業したという報が舞い込んできた。
伝え聞いていたところによると、かなり優秀な成績だったというから、7月に予定されているという司法試験も合格して、晴れてニューヨーク州の弁護士資格を取得するのは間違いないようだ。
さらに、この問題の解決を急ぐ宮内庁側の事情もあるという。
天皇陛下の長女・愛子さんの誕生日が12月1日である。だが、その前日が秋篠宮の誕生日になるため、この結婚問題が決着していないと、秋篠宮の誕生日会見の発言次第では、また炎上しかねないのだ。
そうなれば愛子さんの晴れの日に影響が出かねないから、その前までに結婚問題に決着をつけておきたいというのである。
起死回生策は一つしかない
残された日にちはごくわずかしかない。
ここまでくれば、状況を好転させる起死回生策は一つしかないと、私は考える。
秋篠宮眞子さんが1人で会見を開くのだ。妹の佳子さんが一緒ならばなおいい。小室圭は参加させない。
記者からの質問は事前に提出してもらって、その場での質疑応答はなし。
そこで、小室圭との出会いから、結婚を決意した経緯、納采の儀が延期になってからの3年間に考えていたこと、小室圭への変わらぬ思いについて、真摯に語るのだ。
小室圭の母親と元婚約者との金銭トラブルについても、国民に心配をかけたと詫び、必ず誠意をもって解決すると誓う。
父・秋篠宮と母・紀子さんに多大な心配をかけたことを深く謝罪し、両親への尽きぬ感謝の気持ちを述べ、これからの自分たちの人生設計について語るのだ。
皇室に在籍しているままでは会見できないのならば、皇籍を離脱して開けばいい。
そうすれば必ず世論は変わる、歴史は動く、愛は勝つ。
秋篠宮眞子さんにその勇気はあると、私は考えている。(文中一部敬称略)