若く見える「ふっくら唇」の保ち方
唇は、その人の印象を大きく左右します。
年齢とともに唇は薄くなりますから、唇がふっくらしていると若く見えます。年をとると、唇にシワが出てくるのも特徴です。また赤い唇は、健康的に見えます。これらの唇の特徴は女性だけでなく、男性でも同じです。
また、カサカサ荒れていると、唇にシワが出て、薄く見え、赤みが消えるという「三重苦」に陥ります。こうなると仕事でもプライベートでも、相手への自分の印象が悪くなってしまいます。
そうならないためには、ケアが欠かせません。
唇のケアのポイントは「保湿」です。マスクをする前後、あるいはつけている途中で、保湿効果の高いリップクリームを塗ってください。オススメは、ワセリン配合のリップクリームです。ワセリンは唇表面に保護膜を作り、唇の水分が蒸発しないようにするため、乾燥防止になります。
唇の組織の入れ替わりの間隔(ターンオーバー)は、3.5日と肌に比べとても短いです。ですから、唇ケアを始めてから数日で、カサカサ唇の状態が改善します。
口周りのニキビは不潔になっているサイン
マスクをつけると、口周りや顎周り、鼻周囲のプツプツやかゆみが出やすくなります。これはマスクを長時間つけることで、ニキビができたからです。
マスクでニキビが悪化する最大の原因は、雑菌の増加です。前述したように、マスクの下は高音・高湿の蒸れた状態で、これは雑菌が繁殖する格好の環境です。雑菌の中でも「アクネ菌」が増殖すると、ニキビが悪化しやすくなります。
こうしてできたニキビを「マスクネ」と呼びます。「マスク」と「アクネ菌」を組み合わせた造語ですが、このような造語ができるほど、マスクにより口周りには、ニキビが増えやすいのです。
ニキビ対策の基本は「清潔」を保つことです。
使い捨てマスクは、1日使ったら捨てましょう。洗濯できるタイプのものなら、毎日洗濯してください。ただ、マスクが湿ってきたり、マスクから臭いがするようであれば、早めに交換しましょう。もしマスクが不足しているようでれば、ガーゼなどをのせてからマスクをすると良いです。
1日2回を目安に、しっかりと洗顔してください。マスクを長く付けていると、肌が弱くなっているので、刺激の強いアイテムは避けてください。肌にやさしいクレンジングや洗顔料を選ぶとよいでしょう。そして、保湿をしっかりしましょう。