温床となっているフランチャイズ店
このブラックバイト問題であるが、私が直接見聞きした事案は、飲食店、コンビニ、学習塾等である。すべてに共通しているのが「フランチャイズチェーン」であること。
本部にロイヤリティを搾り取られるので、利益を確保するため、アルバイトの人件費を無理やり抑え込むという構造になっている。フランチャイズのいびつな構造が是正されない限り、ブラックバイト問題が無くなることは無いであろう。
とはいえ、アルバイトから搾取していることを繰り返していると、さすがに人が集まらなくなってくる。そこで、人手をたくさん必要とする労働集約型産業(介護、飲食、小売、製造等)が触手を伸ばしているのが、外国人労働者である。
みなさんも特にコンビニや飲食店で外国人労働者をよく見かけるであろう。低賃金で使い潰せる日本人労働者が足りないので、外国人労働者にも手を伸ばしたのである。