活動の際の組織は地域別に細分化されている

ただし、実際の活動は地域単位でおこなわれている。

中心にあるのが東京都新宿区の信濃町に本拠を構える「学会本部」である。その下に14の「方面」がある。方面は、一般に言われる地方と重なる部分が多い。ただし、沖縄が九州方面に含まれず独立しているほか、関東周辺はかなり違う。関東は次のようになっている。

「東京」東京23区、山梨県
「第二総東京」多摩地域
「関東」千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県
「東海道」神奈川県、静岡県
「信越」新潟県、長野県

方面の下は、かなり複雑である。

創価学会本部がホームページで公表している組織図では、「方面長」の下に「方面運営会議」があり、その下に「県長」、さらにその下に「県運営会議」と続いていく。その下は、「分県」、「圏」、「本部」、「支部」、「地区」、「ブロック」と続いていき、ブロックが最小の単位である。この組織図を見ると、創価学会の組織はピラミッド型の構造をしているように思える。

「ピラミッド構造」ではない複雑な組織

ところが、地域によって組織のあり方はかなり違う。

たとえば、山形県内の組織は、全体が「山形総県」と呼ばれる。その下には、「山形太陽圏」、「山形池田圏(米沢市)」、「南陽王者圏(南陽市、高畠町、川西町)」がある。山形太陽県は、山形池田圏と南陽王者圏に含まれない山形県内の地域ということになる。

ところが、同じ東北地方でも、宮城県となると、全体は宮城総県ではなく「総宮城」と呼ばれる。

総宮城の下には、「第一宮城総県」、「第二宮城総県」、「第三宮城総県」と3つの総県がある。

第一宮城総県は仙台市のことである。その下には5つの総区があり、それは仙台市の区と重なる。「青総区」や「宮城野総区」などである。

第二宮城総県は、仙台市よりも北の地域をさし、その下に、「石巻躍進県」、「宮城新世紀県」、「宮城太陽県」がある。石巻躍進県は石巻市、宮城新世紀県は気仙沼市、宮城太陽県は多賀城市などが中心である。

石巻躍進県の下には、「石巻牧口圏」、「石巻戸田圏」、「石巻池田圏」などがあり、さらにその下には本部や地区がある。第三宮城総県は、仙台市より南の地域で、その下には名取市を中心とした「宮城勇舞県」がある。