「インターネットの便利さ」なんていうと、「あらゆる情報を一瞬で集められて……」とか「世界中の人と常に繋がった状態になれて……」とか、そういう難しいことを考えてしまう人もいると思いますが、そこは相手の身近なことから考えましょう。そんなふうに小難しい話をされるよりも、「お店に行かなくても買い物できるんだよ!」とか「お店の感想を聞けるんだよ!」とか日常の具体的なことのほうが、なんとなくわかってもらえそうですよね? 相手の目線に合わせるというのは、こういうことなのです。
「おばあちゃんが買い物をしたくなったら、いつでも好きなときに自由に買えて、お店に行かなくても家まで届けてくれるんだよ」
「おばあちゃんが本を読むときに、電子書籍っていうのを買うと、分厚い本もラクに持ち運べて、わからない言葉があってもすぐ調べられるんだよ」
「おばあちゃんが旅行とか外食に行くときに、そこに行ったことがある人から、感想を教えてもらったり、そこの情報を聞いたりできるんだよ」
東京大学4年生
1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。楽しみながら考える力を鍛えるオリジナルの勉強法、思考法を開発して取り組んだ結果、偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。