投資の中でも、午堂氏はとくに不動産を推す。「とくにお勧めなのは、自分の住まいと賃貸物件を兼ねる賃貸併用住宅。たとえば、2階建ての住宅のうち、自分は1階に住み、2階は人に貸し出すといった形です。家賃収入でローンの返済が相殺できるので、住居費は大きく削減できる。定年退職時に完済するよう設定できれば、退職後は家賃収入が全額入ってくるようになる。年金に加えて家賃収入が見込めれば、さほど苦しくない老後になるでしょう」。この手法は午堂氏自ら千葉県流山市に賃貸併用住宅を構え、実践中だそうで、おトクさはお墨付きだ。

加谷珪一
経済評論家
日経BP社、野村証券系投資ファンド運用会社を経て独立。億単位のお金を動かす個人投資家としても知られる。
 

午堂登紀雄
投資コンサルタント
米国公認会計士、不動産コンサルタント、個人投資家、ビジネス書作家。33歳で資産3億をつくる。
 

横山光昭
家計再生コンサルタント
マイエフピー代表。ファイナンシャルプランナー。代表著作は55万部を超えるベストセラーに。
 
(撮影=大沢尚芳、小原孝博 写真=iStock.com)
関連記事
月収44万68歳の悩み"暇で暇で死にそう"
レジ横でバレる「貯められない人」の本性
タワマン残債2000万で娘にすり寄る63歳
"娘溺愛"で年収1000万世帯 老後破綻必至
65歳公務員OB妻「早く逝っちゃってよ」