40代のうちに結果を出す

では、家庭を大切にしながら、とはいえ、仕事でも成果を出し続けるのはどうしたらいいのでしょうか。吉越さんも40代の頃、どうしたらいいか考え抜いたといいます。その結果、独自の仕事術を生み出しました。「老後に妻とクルーズを楽しむにはお金がかかりますから、仕事で結果を出す必要がありました。仕事にデッドラインをつけて自分を追い込み、短時間で片付ける。これを習慣づけました」

プレジデント(2018年1月1日号)の特集は「老後に困るのはどっち?」です。

40代のうちに結果を出すことが、豊かな「本生」につながるのだと語る吉越さんの表情はいきいきとしていて、人生を満喫していることが伝わってきました。こんな老後を迎えたいという人生の先輩に出会えた取材となりました。

雑誌「プレジデント」(2018年1月1日号)の特集「老後に困るのはどっち?」では、ほかにも家計のやりくり、自分や家族の健康チェックなど、生活のなかで何気なく行っている行動や決断は正しいのかどうか。老後に困らないベストな選択肢を解き明かしています。ぜひご一読ください。

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