死ぬまでの生活費は「預貯金2700万」で足りるのか?
<家族構成>
父親:68歳 年金受給者
母親:63歳 自営業
長男 38歳 無職
長女 33歳 会社員一人暮らし
<資産状況>
預貯金2700万円
父親:預貯金 2200万円
不動産(1) 持ち家
不動産(2) 両親が住んでいた田舎の空き家あり
母親:預貯金400万円
長男:預貯金100万円
<手取り収入>
父親:220万円 (年金のみ) ※70歳~ 185万円
母親:150万円 (就労+年金)※70歳まで働く予定(自営業)
65歳~ 95万円 (年金)
<今後の収入の推移>
▼2000万円残せば、長男はひとりで生きていける
ひとりで生きていくために必要なお金は、住居費や本人の生活力、お金に対する考え方や使い方によって人それぞれ異なります。
聞けば、長男は、両親への遠慮もあり、お金にはシビアなのだそうです。日々、部屋でインターネットをしていることが多く、たまにコンビニや本屋に出かける程度で、かつて働いていた時に貯めていたお金でやりくりしており、ほとんど小遣いは使っていない様子。食事は母親が準備したものを食べており、自炊の経験はないとのことです。
住居は、住み替えても大きな売却益が期待できるわけでもなさそうなので、とりあえず、自宅にこのまま住み続けるものとします。これらの情報より、倹約な生活を送っている高齢単身世帯の家計を参考に必要な生活費を計算すると、月額10万円程度あれば、最低限の生活は送ることはできそうだということがわかりました。