コハダから食べる人は、論理性が高い

▼「『お金があれば幸せになる』とは思わない」人は、人から好かれやすく、人との繋がりを大事にする傾向にある。人のために動くことは、仕事がうまくいき、結果的にお金に繋がる。

▼「ムカつくことがあっても仕返しは考えない」人は論理性が高く、感情で動くことが少ない。そして、人のことが気にならない傾向にある人だ。冷静に状況を判断して自分の感情をコントロールできるという点からも、お金に愛されやすい。

▼「ランチのとき、すぐに注文を決められる」人は、意思決定のスピードが速く、チャンスが舞い込んできたときに、すぐに行動できる人だ。実際、成功した経営者は、席に座って3秒以内にメニューを決める人が多い。

▼「窮地に立ったとき、うまくごまかすことができる」人は、目的を達成するためには、手段を選ばずにやり切るタイプだ。たとえ業績が厳しかったとしても「ウチは絶好調ですよ」と明るく言う経営者のほうが、しぶとく生き残るし、人もお金もついてくる。

▼「焼き肉より寿司のほうが好き」な人は、合理的で大人っぽい人だ。みんなでわいわい楽しむ焼き肉と比べ、作法が必要な寿司を好む人は精神年齢も高い。嗜好でいうと、コハダから食べる人は論理性が高く、マグロから食べる人は優しい人といったデータもある。また、焼き肉を好む人はノリがいい半面、子どもっぽいという統計も。さらに、ハラミ好きは自由を好む傾向にあり、赤身ロース好きは頑固。カルビ好きはノリがよく優しい人。牛タン好きは調整上手とデータに表れている。

▼「バッティングセンターが好き」な人はお金が貯まりやすい。野球経験の有無は関係なく、バッティングセンターに行く習慣のある人は、自分のストレスを発散する行動が取れる人、つまりストレスコントロールがうまくできる、非常に論理的な人だといえる。

▼「ビジネスホテルが好き」な人も、合理的でムダが嫌いな人であり、お金が貯まりやすい。

ディグラム・ラボ代表 木原 誠太郎
電通やミクシィでマーケティングを担当後、企業のマーケティングコンサルティングに携わる。2013年、ディグラム・ラボを設立。
 
(文=山下久猛)
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