テトラ・リカルトの企画書
「製造から始まって、流通、消費者、そして社会全体に至るまで、すべてのプレイヤーにとってメリットがあるのがテトラ・リカルトの特徴です。企画書では、そこをいかに分かりやすく見せるかがポイントでした。基本的に社内向けですが、お客様へのプレゼンテーションで使用できるイメージで作成するように心掛けました。文字は少なく、見た目で分かりやすく、そして、見ている人が楽しくなる(興味がわく)イメージです。
自分の手掛けている商品に愛着がわいてしまうタイプなので、主観的になり過ぎる恐れがあります。そこで、企画書を考える際には、3つの目『鳥の目(全体像)、虫の目(現場)、魚の目(時代の潮流)』を意識しています。ここで言えば、レトルト食品業界全体の現状は? 現場では何を求めていて、何に困っているのか? 食品業界と世の中全体の潮流はどう動いていて、どこにギャップがあるのか? のバランスを意識しました」(日本テトラパック ビジネス開発マネージャー・テトラリカルト担当 坂尾伸一氏)