書類を提出した後は

申込書類の提出は運営管理機関ですが、手続き完了の通知は実施主体である国民年金基金連合会から送られてきます。

また、それとは別に運営管理機関ごとに指定する「レコードキーパー(記録関連運営管理機関)」から、ウェブサイトで運用状況を確認するためのIDやパスワードなどの資料が送られてきます。レコードキーパーは、私たちの掛け金の運用の履歴を管理する会社で、運用指図の受付も担当します。

手続きが完了すると、いよいよ運用が始まります。

掛け金は、毎月26日(休業日の場合は翌営業日)に指定の口座から引き落とされます。口座残高不足などで引き落としができなかった場合は、その月の拠出はなかったこととされて、後から支払うことはできません。

年末調整と確定申告 忘れずに!

自営業やフリーランスの方(第1号被保険者)と、会社員で自分の口座から掛け金を引き落としている方は、毎年10月頃に「小規模企業共済等掛け金振込証明書」という書類が国民年金基金連合会から送られてきます。

自営業者やフリーランスの方は、確定申告のときに、会社員の方は年末調整のときにこの書類を提出しましょう。この書類を提出しないと、所得控除を受けることができませんので忘れずに行いましょう。

より詳細をお知りになりたい方は、拙著『ズボラな人のための確定拠出年金入門』(プレジデント社)をご参考になさってください。

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