【初級】現在のスコア400以下
―ロバート・ヒルキ氏がアドバイス
既知の単語を手掛かりに、同義語で増やしていこう!
知っている単語は多いほどいいけど、手当たり次第に覚えていくのは効率が悪い。すでに知っている語を手掛かりにsynonyms(同義語)で増やしていくのがおすすめです。例えば「目標」は“goal”ですが、target、aim、objectiveもほぼ同じ意味で使われます。この4つをまとめて覚えれば別々に暗記するより遥かに少ない労力で済むでしょう。テストでは設問文中にあるキーワードの同義語を選べばそのまま正解という問題もあるから、これは得点に直結する覚え方です。
あとcollocation(連結語)も覚えてほしい。日本で「チャゲ」と言えば「アスカ」がくるように、英語にも必ずセットになる語の組み合わせがあります。not onlyにはbut also、populationの大きさならlargeかsmallであるという具合に。これも知っていれば前後を読まなくても、5秒で正解をマークできます。
【1】同義語辞典はMicrosoft Wordに入っている!
同義語を探すには同義語辞典が便利だが、パソコンに「Word」が入っていれば付属で搭載されている。英単語を入力し右クリックもしくはメニューから類義語辞典を選択すれば、一覧がズラッと出てくる。
【2】『徹底例解ロイヤル英文法改訂新版』
綿貫 陽、須貝猛敏、宮川幸久、高松尚弘著/旺文社
英文法書のベストセラー。ヒルキ氏が40冊以上の参考書を購入し、徹底的に比較検討して「これがベスト」と選んだ名著!
【3】『改訂版TOEIC TEST 英文法出るとこだけ!』
小石裕子著/アルク
初心者向けの内容とボリューム。5日程度で1冊を終えて、スコアアップにも直結する。Part5と6の対策はこれでバッチリ!