▼2位:友達ができない

「『友達は多いほうがいい』『何でも打ち明けられる関係が理想』という思い込みがあるのでは? 大人になっても続いている学生時代の友達、ましてや小学校時代の友達なんて本当に稀だ。自分の中で勝手に高めてしまった『理想の友達関係』のハードルを低くしてやろう」(中堅医療機器メーカー)

「友達ができないのはまったく問題じゃないけれど、『自分の良さがわからないなんてまわりのヤツはバカだ』などと、友達ができないことをまわりのせいにするのは問題だ。一人でも楽しめるならそれでいいし、もし他人を呪っているなら考え方を変えよう」(ビジネスホテル経営)

「いいところを見せようとしていると、近寄りがたい雰囲気を身にまとってしまうことがある。少し『バカなこと』をして笑いをとるくらいの器の大きさを身につければ、一緒に笑いあえるくらいの友達は簡単にできる」(大手繊維メーカー)

▼3位:死んだあとどうなるのか

「子どものころは私も『死』への不安に囚われることがあった。ただし、今も結局答えは出ていない。そのことから考えても、あまり死について考えるのはよくない。ある程度考えたら、次は『死ぬまでどう生きるのか』を考えよう。人生の有限性を知ったうえで将来設計することができるのは、とてもすばらしいことだと思う」(アイランド・ブレイン代表取締役・嶋基裕氏)

「死んだあとどうなるのかは、正直誰にもわからない。でも、わからないままでも楽しく生きていけるし、大人になったら『死んだら……』なんて考えている時間がなくなるから安心してほしい。今の不安な気持ちは、勉強したり、友達と遊んだり、考える暇を自分に与えないことで克服していこう」(不動産投資会社)

「正解のない悩みに振り回されるより、これからの人生を楽しく過ごすにはどうすればいいかを考えたほうがいい」(教育関係)

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