「やるか、やらぬかだ。『やってみる』などない」
「やるか、やらぬかだ。『やってみる』などいらん」
マスター・ヨーダがジェダイの修行をつける前に、ルーク・スカイウォーカーに言ったひと言。フォースの力で戦闘機を持ち上げてみろと言われ「やってみる」と返事をした時に、ヨーダは「それではいけない」と言います。「やってみる」という言葉の裏にあるのは「できない」という先入観や弱腰な気持ち。「ためしにやってみる」ではなく「やる!」という気概こそが、物事を切り開くという含蓄のあるひと言です。
人生はいつも本番、リハーサルはありません。上手くいくことも失敗することもありますが、人生いつでも本番という気概で臨むことが大事ということなのでしょう。
(4)「ダース・ベイダーと親子の絆に感動する名言」編
「父さんを救うんだ」
You already have, Luke.
「もう救ってくれたんだ、ルーク」
命を救いたいという息子と、父の返事の会話です。愛情が強かったがゆえにダークサイドに堕ちてしまったダース・ベイダーを闇から解放したのが息子のルーク・スカイウォーカーでした。
このシーンは、スター・ウォーズの全作品の総締めとも言えるでしょう。ダース・ベイダーになってしまったアナキン・スカイウォーカーを、息子であるルーク・スカイウォーカーが救う、闇への転落とそこからの救済こそが、スター・ウォーズのストーリーの根本にあるのではないでしょうか。