『里山資本主義』(角川書店)の大ヒットでますます注目される「里山暮らし」。お金では買えない「豊かさ」のありかを、南房総の里山で暮らす実践者の生活に教えてもらった。

※第1回はこちら(http://president.jp/articles/-/15670)

【Q】家・土地編:住む場所はどうやって見つけるの?

【A】雑誌やインターネットなど「田舎暮らし」情報は世の中にあふれている。政府も来年度から移住に役立つ情報を集めたデータベースの作成や移住コーディネーターの設置を進める方針だというから、これまで以上に物件を探しやすくなることだろう。だが馬場さんが土地探しを始めた10年前は、それほど情報が豊かではなかった。

麓から見上げると森にしか見えない馬場さん宅。裏山まで含めた8700坪が馬場家の土地である。

「最初はインターネットで探し始めましたが、なかなか条件に合う物件がヒットしませんでした。今考えると条件設定が間違っていたんですね。それでも、いろいろ試しているうちに、なんとなく勘所がわかってきます」