2年5カ月でユーザーが3億人を突破したLINEの森川亮社長と、全国で住民参加型のまちづくりを進めるコミュニティデザイナーの山崎亮さん。ネットのつながりをつくるプロと、リアルのつながりをつくるプロが「コミュニケーションの未来」について語り合った。

正しさより楽しさで、まちは活性化する

LINE 森川亮社長

【山崎】実を言うと、今日LINEの森川さんにお会いするというので、昨日あわてて会員登録したんです(笑)。僕は初心者なので、まだLINEのことをよく理解していませんが、スタンプがたくさんあるので言葉だけでなく、気持ちを乗っけてコミュニケーションできる印象があります。

【森川】おっしゃる通りです。一般的にネットの会社にはエンジニアが多いのですが、エンジニアの人ってロジックでコミュニケーションをする癖があります。そういう人ほど手短にコミュニケーションを済ませようとするのですが、一般の人ってそうじゃないですよね。ロジックではなくて感覚を共有したいとか、気持ちを伝えたいという人がほとんどだと思います。

【山崎】でも、LINEのようなアプリケーションをつくっている人ってエンジニアさんでしょう。そういう“手短系”の人に、一般人がコミュニケーションに求めているものを理解できるんですか。