周囲から「あいつはダメだ」と言われる社員が、ある日を境に劇的に成長し、カクヤスを支える人材になったそうです。「使えない社員」を劇的に成長させた佐藤社長の“ある行動”とは。(2022年6月13日レター)

会社として新しいことに挑戦すると、能力が追いつかない社員から「できない」と白旗があがることがあります。2003年酒類販売免許自由化を控え、それまでに東京23区をカバーする配達網を構築するために出店攻勢をかけていた我が社でも、ギブアップする社員が続出しました。

出店ペースは年間約30店。人が足りないので、「キミも明日から店長だ」というキャッチコピーで経験問わずに誰でも採用しました。本当に翌日から店長になるわけではないのですが、1カ月後には店長として店を預けます。店舗には「店頭での販売」と「配達」の二つの業務があります。どちらか一つをやるだけでも大変なのに、1か月後には独り立ちして両方やらなくてはならず、多くの新人が「できません」とお手上げ状態になっていました。

(構成=村上敬)