現存天守を間近で見られるのはあと1年
第6位は弘前城(青森県弘前市)。文化8年(1811)に竣工した3重3階の小ぶりの天守は、現存12の天守のひとつで、見るならいまのうちといえる。
天守の重みで石垣がゆがみ、倒壊の恐れが生じたため、平成27年(2015)年に曳屋を行い、天守を本丸内部の仮天守台に移動。そのうえで石垣が積み直された。令和8年(2026)秋には石垣の修復が完了し、天守はもとの位置に戻される。ということは、本丸の内側で天守を四方から間近で眺められるのは、あと1年だけだ。
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