明るさとか発信力があるとか、信念があるとか。そういったものに対する信頼感です。消費税を下げるとか上げるというような個別の政策は付属物みたいなもの。いまの自民党に信頼感を持たれないから、リーダーの言葉に説得力も生まれません。消費税をなぜ下げられないのか、分かりやすく納得できる説明がないので国民に聞いてもらえないんです。

いま政治不信が広がっているというけど、僕に言わせれば政治不信の本質は政治家不信です。これは自民党だけではありませんが、政治家が国民に信用されていないから、何を言っても響かないんです。

久米晃氏
撮影=プレジデントオンライン編集部
久米氏は「投票は投資」と話す。政治家は結果を出して、初めて国民からの信用を得る。それが期待となり票につながる。結果を出さなければ、信用も期待も生まれないと断じる。

派閥解消の影響が表れた

――与党過半数確保がギリギリかという情勢ですが、自民党がこれを挽回するのは、そう簡単ではないということですね。