大地震が発生したとき、最初にすべきことは何か。東日本大震災で被災したアナウンサーの奥村奈津美さんは「かつては『揺れたら火の始末』と言われていたが、揺れている中で移動するのは危険。それよりもまずは安全な場所に隠れることが第一だ」という――。
※本稿は、奥村奈津美『大切な家族を守る「おうち防災」』(辰巳出版)の一部を再編集したものです。
「倒れるものから離れる」と体に叩き込んでおく
今、大地震が起きたら、あなたはどうしますか? 今は、夜でしょうか? 昼でしょうか? 家族そろって家にいますか? 職場にいますか?
その時その場所で対応は変わってきます。どんな時に地震が起きても対応できるようにシミュレーションしておくことが大切です。
緊急地震速報が鳴ったら、まずは身の安全を確保。条件反射のように、頑丈な机があればその下へ。隠れるところがなかったら、とにかく倒れるものから離れるなど、体にインプットしておくことが大切です。
子どもにも、あらかじめ伝えて、訓練しておく必要があります。「かくれんぼ」など遊びを通して、「揺れたら机の下に隠れよう」「揺れたら本棚から離れよう」など子どもの体にもインプットさせておきます。ダンゴムシのポーズを幼稚園や保育園などで習うこともありますが、ダンゴムシのポーズをする前に、落ちるもの、倒れるもの、移動するものから離れる! ということも伝えておきましょう。

